「建替でも残せた!旧家の船底天井」 岡崎市I様
無垢の天井板は取り外して張り直すことができます。新旧の職人技が見事に融合しました。
I様は土地区画整理のため、住まいの建て替えをされました。市内に嫁いだ娘さんが以前から何度も当社で リフォーム工事を依頼されており、「とてもていねいに仕事をしてくれるって聞いたので、相談してみようと思いました。 介護リフォームの事で、社長さんや担当の森さんに親切にアドバイスしていただいたこともあるんですよ」
暮らしやすい間取り
間取りの設計は、ご主人がまだお元気な頃にできあがっていました。 「庭を広くするためには2階建ても考えたんだけど、暮らしやすさを考えたら平屋建ての方が楽ですよね。
それに、8畳の和室がどうしても欲しかったことと、孫たちが集まった時に広い部屋にできることが希望でした。 リファインさんがいい間取りで設計してくれたので、とっても暮らしやすい家ができましたよ」
風通しの良さ、部屋の行き来のしやすさ、収納スペースがたっぷりあることなどが特に満足とおっしゃるI様。
大切な「船底天井」と「床柱」
I様にとって、ご主人と50年以上暮らした家は宝物のような存在。 区画整理で取り壊しになる事をとても惜しんでいらっしゃいました。特に和室の天井と床柱には事のほか思い入れがあり、「これを新しい家に使えないかしらって思ったんです。『できますよ』と快く言ってくれた社長さんの言葉で本当に安心しました。とてもきれいな仕上がりでしょう? 大工さんも親切な人で、床柱を使って素敵な電話台を作ってくれたんですよ」
新しい住まいに違和感なく溶け込んでいる「船底天井」ですが、素材の持つ存在感は格別。建具や内装、カーテンや和紙調ブラインドも上質な和風のイメージでまとめられています。
「外観もインテリアも、全部気に入っているのよ。森さんは経験豊富だから、提案がしっかりしているの。私の好みをすごくよくわかってくれたのも、うれしかったわね」
「ちょっと贅沢かなあと思ったんだけど、これからずっと暮らす家なんだから、少しずつ上等な物を選んだの。金額にしたら、少しずつの違いでも、やっぱりいい物は造りが違うし、使いやすいですよ。『ちょっとよくすると、すごくいい』というのが、私の実感。後悔したくないものね」
ご主人の思い出を形にし、I様が培われた暮らしのノウハウをふんだんに盛り込んだ新しい住まい。いつまでもお元気で毎日の暮らしを楽しんでいただけるよう、心から願っています。