「高い吹抜けのある、ひろびろ空間が誕生」 岡崎市M様 の減築リフォーム

平成20年度 愛知ゆとりある住まい推進協議会の「わが家のリフォームコンクール」で
すまいる愛知賞・愛知県住宅供給公社理事長賞を受賞しました。
パナソニック電工主催 リファイン大賞2008 総合部門 大規模工事 全国優秀賞を受賞しました。

きっかけは「思いやり」

M様の住まいは築後35年の木造住宅です。2世帯住宅として増改築をして13年。家族構成が変わったことをきっかけに、3度目のリフォームを実施されました。「私たちの居間は2階にあって、台所や水まわりと離れていたんです。(奥様の) 階段の昇り降りが大変そうで、何とかしようと。」とご主人。奥様の体を気遣った、ご主人の思いやりがリフォームの大切なテーマだったようです。

使わなくなった2部屋の和室と居間をワンルームのLDKに、台所部分を水まわりスペースに、とレイアウトを大幅に変更。「将来車椅子が必要になったとしても快適に暮らせるようにしておけば安心ですから」それぞれの部屋を広く取り、床の段差も解消してバリアフリーに配慮しています。

設備もバリアフリー

キッチン、バスルーム、トイレ、洗面所の設備もすべて新しく機能的になりました。キッチンはワイドフラットの対面カウンターに食器棚が組み込まれた開放的なスタイル。食器・家電品・ゴミ箱などの収納スペースに余裕があって、とても使いやすそうです。「炊飯器や電子レンジなどを使う時に腰をかがめないで使えるように、横に並べて置けるようにしてもらいました」と奥様。広い洗面所や段差のないバスルーム、アームレスト付きのタンクレストイレなども「思いやり」のバリアフリー仕様です。また、LDKには安全で健康的な床暖房を設置しています。

「減築」で明るい吹抜けに

M様がもうひとつ希望されていたことは「明るさ」の確保。北斜面に建つM様邸は南側の部屋が日陰になってしまい、昼間でも薄暗い状態でした。「吹抜けにしたら明るくなるんじゃないかと思って、リファインさんに相談してみたんです。いろいろな設計を提案してもらって検討した結果、LDKを吹抜けにするだけでなく、階段室を取り込んでオープンタイプの階段に掛け替えるプランを採用しました」1階にLDKを作ることで不要になる2階の居間の床を撤去し、2層分の大空間が誕生。高い窓から光を採り込めるようになりました。「信じられないくらい明るくなりましたよ。広く感じるし、急勾配だった階段が緩やかになったので、楽になりましたね」

カラーコーディネートも大満足

「インテリアはとにかく明るく」というコンセプトの元に、明るいカラーコーディネートで仕上がったM様邸。壁や天井は白、床のフローリングやドアもクリア塗装の明るい木目でまとめられています。その中でアクセントになっているのが、梁や階段のダークブラウンとキッチン扉のブルーです。「内装の色は若杉さんにおまかせですが、キッチンは夫婦で話し合ってアクセントになる色を選びました。できあがってみたらさらに気に入っちゃって。この色を選んでよかったわって自画自賛してるんですよ」

安心して暮らせる住まいに

「将来の家族構成や暮らし方がイメージできるようになってきて、住みたい家のスタイルも決まってきました。定年までまだ数年ありますが、現役の今のうちに実行しておきたいと思ったんです」間取り替えと同時に耐震補強と外壁や屋根のリフォームも実施。大きく生まれ変わった住まいで、快適な暮らしを楽しんでいらっしゃいます。

「我が家が好き!家族がゆったり寛げる和風リビング」 岡崎市G様

2007

パナソニック電工主催 リファイン大賞2008 総合部門 大規模工事 全国優秀賞を受賞しました。

パナソニック電工主催「リファイン大賞2008」にて「総合部門 大規模工事 全国優秀賞」に選ばれたG様邸をご紹介します。

看護師として働いていらっしゃる奥様に、忙しい仕事の合間を縫ってお話を伺いました。「新築した時にまだ生まれていなかった子供たちが自分のことは自分でやれる年頃になっ たので、ダイニングキッチンの形を変えることにしたんです。」

G様のリフォームは「対面キッチン」を「独立したキッチン」に変えた、ちょっと珍しいケース。「子供が小さい時は重宝したけれど、一人ずつキッチンに立つことが多くなったら、かえって不便になってきたんです。リビングをもっと落ち着ける空間にしたかった事、我が家 の暮らし方と家事動線、それにキッチンの使い勝手を考えて、この配置にしました。」

水まわりの位置もガラリと変え、洗面所をキッチンのすぐ隣に配置しました。キッチンの勝 手口は南側の物干し場に直結し、料理や洗濯、お風呂掃除などの家事が一気にこなせる ようになっています。「家事に取られる時間が短くなって、楽になりました。掃除や後片付けがサッとできることも、本当に助かります。」

トイレ:
洗階段下のスペースを最大限に使い、今までよりも広い空間を 確保。手洗いカウンターのボウルは奥様お気に入りの常滑焼です。

洗面所と浴室:
椅子に座って使える洗面台はとってもラクだし、将来に備え て安心なバリアフリー仕様になっています。「美泡湯」の機能 を備えたお風呂はとても体が温まるそうです。

インテリアのイメージは、奥様の好きな濃い茶色を基調 にした和風テイスト。一部に畳を敷いたリビングには、奥様の好きな陶器などを飾る違い棚を付けました。フローリングにはローズウッドの無垢材を選んでいます。「愛犬のバン君が走り回るのには、この床が最適なんです。ツルツル滑らないので、足に負担がかからないようですよ。もちろん私たちも、この木の感触がとても気に入ってます。リビングが広くなって、寛ぎやすくなりました。家にいることが本当に楽しくなりましたね。」

「リフォームするにはまだ早い気がしましたが、子供たちがこの家に何年か住んで、愛着を持つようになってから巣立って行ってほしいし、この家に住んでいた事を懐かしく思い出してほしいと思ったんです。『リフォームは、やりたい時がやり時。今がその時なんだ!』と思いました。」
ご家族みんなの住み心地と使い勝手にこだわった、お気に入りの住まいが誕生。住まいづくりのお話の中にも、G様ご一家の絆の深さを感じました。

「週末に仲間が集う 趣味の家」 N様

平成19年度 愛知ゆとりある住まい推進協議会主催
「わが家のリフォームコンクール」にて[特別賞] を受賞。

N様はご夫婦2人暮らし。ご主人はトライアスロン、奥様はパン作りがご趣味で、それぞれの(または共通の)お友達をお招きしてホームパーティーを開かれることが多いそうです。リフォーム前のキッチンは奥まった場所にあり、狭くて暗い雰囲気でした。
リフォームに際してのご希望は、「お友達とパン作りが楽しくできる、対面式のキッチンにしたかったんです。今までのキッチンは狭かったので、ゆっくりお茶を飲んでもらえるようにもっと広くできないかなとも思って・・・」(奥様)

リファインの大西コーディネーターが提案したリフォームプランの1つに、廊下や床の間などのスペースをDKに取り込んで広くし、キッチンの配置をガラリと変えてしまう案がありました。N様はこのプランが一目で気に入り、斜めアイランド型のリフォームプランが採用されました。「やっぱり“プロ” ですね!私たちには思いもつかない事でした!」とN様。

パン作りの道具をしまうスライド扉の大型収納庫や発酵器などをスッキリ納める家電収納、そして最もN様がこだわった広いカウンターを備えたオーダーメイド感覚のキッチンが誕生しました。

とにかく、奥行が1300mmもある広い広いカウンターは圧巻です。「初めて見た人はびっくりしますよ。まわりのスペースにも余裕があるから、大勢でパンの成形をする時はとても重宝します」
扉の色は深みのある赤。「最初は白と決めていたんだけど、ちょっとつまらないかなあって、考え直して・・・」収納側のユニットは白の扉。

すぐ隣が洗面所になっていて、濃いブルーの洗面台がよく見えるレイアウトになっています。赤・白・青の扉が見事に調和した、洗練された雰囲気のコーディネートに仕上がりました。

「お友達を招くのがとっても楽しいですね。それに、毎日の暮らしがとてもラクになったのもうれしいです。洗面所がつながっていて暖かいから、今年の冬はすごく幸せでした」
とても素敵になったわが家に大満足のN様ご夫妻。ホームパーティーの機会も増え、ますますにぎやかな住まいになりそうです。

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